広島県尾道市吉和町

2018年01月06


ひろしま百山に戻る

Road Map :尾道バイパスを吉和インター北で下りて少しバイパス沿いの側道を南西方向
            に走ると後は鳴滝山への道標が出て来る。
Route Map:林道終点、八注池の駐車場に車を停めてまずは展望台に向かう。
            鳴滝山への道標は無いので駐車場から北方向を探す。
ひろしま百山』  遊歩道の展望台からは大展望であったが、鳴滝山は展望の無い藪山だった。
尾道観光協会のHPから
 尾道と三原の境に位置している、標高402mの鳴滝山を中心とした一帯に散策道や展望台
が整備されています。展望台からは尾道市内や向島、因島、生口島(瀬戸田)などの島々を一望できます。また展望台脇のパラグライダーのフライト広場もあり、空をのんびり舞うパラグライダーの姿を見ることもできます。
鳴滝山は誰も相手しない山だった
  鳴滝城山(322m)には駐車場も登山口の表示もあったのだが、時間が無くて割愛
したが、最初から鳴滝山のことを判っていれば鳴滝城山に登っておくんだった。
日暮れまでに時間が無くなって来た
  予定して大谷山は中止するにしても、筆影山と竜王山は登って帰りたい。
両山共に殆ど歩かなくても山頂に着くと聞いているので、日が暮れても大丈夫だ
ろう。 急いで筆影山に移動する。
今日のひろしま百山巡り
  彦山、熊ヶ峰臼木山鉢伏山 → 鳴滝山 → 筆影山、竜王山 → 大谷山                                                                    (中止)
〔091〕鳴滝山 (402m)
当初の予定では鳴滝山を散策してから鉢ヶ峰まで縦走往復するつもりであったが、臼木山への林道探しに時間を費やしてしまい、それぞれの山を単独で登ることにした。
鉢注池の駐車場には遊歩道の簡易地図があるが、それにはいい加減な鳴滝山の位置が描かれており、鳴滝山への道標はまったく無かった。ここでは鳴滝山は相手にされておらず、その理由は鳴滝山の三角点に着いて理解出来た。
なるたきやま
登り:34分(展望台経由の右回りにて)
下り:7分(最短距離で下山する)
簡易散策地図により、まずは展望台方向へ進んでしまった。
駐車場入口にあった簡易散策地図には鳴滝山への道が書かれていない。
この地図では展望台の近くに鳴滝山があることになっているが、これはウソだった。
取り敢えず、展望台まで行ってみることにする。
鳴滝城山の登山口を通り越して更に進むと八注池の横で林道は終点となり、トイレのある駐車場に着く。もう遅い時間なので観光者は既に帰ってしまったのか、車が1台停まっているだけだった。 15時50分に散策を始める。
堰堤を渡ると道標が出て来て ”展望台まで400m”と書かれていた。
寒々とした八注池の堰堤を対岸に渡る。
有名な画家がここで写生をしたとのプレートが置いてあり、四角の枠を覗くとその画像になる設定の様であるが、肝心のプレート枠は倒れてしまっていた。
所々に休憩ベンチもあり、遊歩道して綺麗に整備されていた。
休憩東屋からは尾道水道周辺の町並み、瀬戸自動車道が通る向島が望めた。
散策地図に載っている休憩東屋に着く。
歩くこと10分で ”展望所”に着くが、この周辺に鳴滝山は見当たらなかった。
散策地図に書かれた鳴滝山の位置はデタラメなのが判った。
整備された遊歩道を緩やかに上って行く。
展望台の中から見た多島の大展望。 目の前の大きな島は岩子島であり、
肉眼では中央奥に瀬戸自動車道の因島大橋も見えている。初の
展望台にあった瀬戸内の鳥瞰図。
川の様に見える ”尾道水道”
ズームアップした岩子島と因島大橋。
当初、予定していた鉢ヶ峰への縦走路分岐に着いた。少しは縦走路に足を踏み込んでみようかと思ったが、下って登り返す道だったので割愛した。
展望台を抜けて周回路に入る。
道標は無かったが、周回路から北側に伸びる脇道があったので
鳴滝山に行けるかも知れないと思い入ってみる。の
八注池の西側を歩く道に入る。この道からは八注池は見えなかった。
散策開始から遠回りして34分で ”鳴滝山”(402m)に着いた。
手作りの山頂表示はあったが、藪の中に三角点があるだけで、相手にして貰えない理由がよく判った。道があるのか判らないが駐車場の方向へ下山してみる。
藪っぽい道を進んで行くと三叉路に手作りの道標があった。
これで鳴滝山に行ける道だとはっきりした。
下山7分で駐車場が近い道路に出るが、ここにも鳴滝山への道標は無かった。
踏み跡は薄いが、やたら多い赤リボンが道案内をしてくれた。
結果、岡山百山のピークハントをするハイカーだけが来る山であり、
一般的には展望台への周回路散策で充分な山域の様であった。